ちょっと三ツ峠山、行ってくる!(後編)
「ヤマノススメ聖地巡礼」名目で三ツ峠山登山。
なかなか本格的な山道に、ヒャッハー!してるtakhino。
見事な富士山を堪能しながら順調に登り続け、もうすぐ頂上です。
四季楽園
屏風岩を回ると、最後の急峻な登りが待っています。
▲看板が完全に壊れて、もはや何が何だか分からない分岐点。
左側が三ツ峠山荘、右側が四季楽園への道。山頂に近いのは右側、四季楽園方面です。
とてつもなく急な階段を登ると…
▲到着!三ツ峠山に2つある山小屋の一つ「四季楽園」です。
▲「ヤマノススメ」ポスターが。
▲気温は13℃。でも日差しがあるので暖かい。
テラスの机はこのボックスに100円払えば使えるようです。
▲この四季楽園、本編には登場しないのですが、実はテラスがEDに出てきます。
さて…ちょっとトイレに行きたくなってきました。張り紙では四季楽園では有料でトイレを借りられるようなのですが…。すみませ~ん…。
「トイレ?使ってもいいけど、そこを下りたところに無料の公衆トイレがあるよ。」
え?本当ですかご主人?
「そうだ、ちょうど良い!悪いけどトイレットペーパー持っててくれるかな?」
いえいえ、トイレが借りられるのならお安いご用です!
▲え~と、四季楽園を下って、四差路を振り向くと…。あった。
山の上に公衆トイレ。おまけに、なんと水洗!
ということは、いつもは定期的に四季楽園のご主人がトイレの管理をしていらっしゃるんですね…。ありがたい…。
頂上へ!
さあ、いよいよ頂上です!
▲四季楽園を下りた四差路。右側が頂上。放送用のアンテナ塔と反射板が目印です。
▲NHKのアンテナ塔。頂上はもうすぐそこ…!
…というここが実は一番危険です。
ザレた上に斜度がきつく、階段が壊れているため、下りの人がよく滑り落ちていました。プチ滑落です。
滑ったところで転落するような崖などはないのですが、周りが巻き込まれると危ない。
▲着いた!三ツ峠山、山頂!
思ってたよりもずっと小さい石碑でした。というか、山頂自体がかなり狭い。8畳あるかないか。
▲少し雲が出てきましたが、見え隠れする富士山をバックに。
このためにヤマノススメ2巻を持ってきてみました。
▲遙か地平の彼方に霞む、あの山々は北アルプスでしょうか…。いつか行ってみたいな…。
降りた後のお楽しみ!
さて、名残は惜しいのですが、そろそろ下山することにします。
山は早出・早着き・早帰り!
▲下山の方が大変。やっぱり膝にきます。花を撮りつつ、ゆっくり下ります。
これはフジアザミ。でっかい。巨大です。
▲ウメバチソウ。山のあちこちに咲いているかわいい花です。
下山していると、後ろから同じく下りてくる3人組みが。このうちの1人、リーダーの下山速度が特に速い。ダブルストックでスルスル下りてきます。ライン取りも上手で無駄かなく、いかにも山慣れした雰囲気。
こちらもそれなりの速度で下りているのですが、それとほぼ同じか少し速いぐらいの速度で下りています。後の2人を待ちながらなので時々止まるのですが、こっちも同じく写真を撮るために止まりながらなので、追いつ追われつといった感じ。
帰りはこの人たちと一緒かな…?
リーダーとチラリと目が合います。
うん、こちらは1人の単独行、向こうは3人パーティー。こちらがパーティー間に入りこんでしまうとお互い面倒…。
takhino(先、行きますね?)
リーダー(ちょっと間あけますね?)
阿吽の呼吸!
▲行きに大曲りで見つけたヤマボウシの実。
だれかがベンチに置いていったようです。乙なことを…。
この時、木々の間にリスを見つけたのですが、カメラを出す前にどこかに消えてしまいました。
▲下りは早い…あっという間に登山口です。これはイグチの仲間かな…?
登山口に止まっていた車、どうやら近くに寄ったのでとりあえず登山口までは来てみたヤマノススメ聖地巡礼者のようです。やっぱり、それなりに人気なんですねえ…。ただ、計画と装備だけはしっかりと…!
股のぞきの辺りに、これから登ろうという登山者が何人かいましたが、この時間からだと頂上まで行くと恐らく日没に間に合いません。途中で時間を考えて引き返していれば良いのですが、ちょっと心配です…。
▲そして、やっぱり最後まで一緒になった3人組パーティー。
どうやら裏登山道の三つ峠登山口バス停から登って、Aコースを下りてきたみたいです。
リーダー「あ、そういえば、達磨石ってどこだったんですか?」
え!?あんな目立つ物、見逃したの!?…いやでも、確かに裏側からだと、ただの岩にしか見えないかも…。
▲三つ峠グリーンセンター。
今回は三つ峠グリーンセンターによって、温泉に入ることにしました。ちょうど駅まで1km程度なので、本数の少ない富士急行の時間調整としても、ここの立ち寄りは便利です。
▲とりあえず、ココアが飲みたい…。下山中に補給をしなかったせいで、軽くハンガーノック気味。
時間を見計らって、駅に向かいます。
▲行きに富士山がよく見えたあの広場。富士山はすっかり雲の中です。
「ここはよく富士山が見えるんだけどねえ…今日はダメだねえ~…。」
と農作業中のおじさん。
いや、いいんです。今日は山で綺麗な富士山をたくさん見られたから。それに、「いつでも見られたらつまらない。」…ってね。
▲帰りの電車は偶然にも、ヤマノススメ号!
聖地巡礼としては、ちょっとできすぎたシナリオです…。
▲車内はヤマノススメ一色…
三つ峠駅を出るとき、車内放送を主人公あおいがしてくれました。確かに素敵な山でした!
久しぶりのガチ登山でしたが、また、どこかの山に行ってみたいな…そう思える山行でした。
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