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投げっぱなし日記

イラストとか、自転車とか、まったりゆるゆる。

ちょっとしまなみ海道行ってくる!(中編)

自転車

前編/中編/後編

ハロー四国!

そこそこファミリーも多い多々羅大橋…。ここが、しまなみ海道のちょうど中間地点。家族連れの人はここら辺に宿を取ることもしばしば。でも我々は今治まで一気に走ります。
さて、ここは「しまなみ海道」全長から見た距離的にも中間地点なのですが、地理的にもちょうど中間地点。

つまり、多々羅大橋を渡って、その先は…四国!
そう、この橋までは本州の広島県尾道市…ここからは愛媛県今治市、四国なのです!


いや~…海が綺麗です…。


多々羅大橋を渡った先は大三島(おおみしま)。実はしまなみ海道の中でも屈指の大きさを誇る島なのですが、今回のルートでは島の東岸をかすめるだけなので滞在時間は短めです。

大三島→【大三島橋】→伯方島

さくっと大三島を走り抜け、大三島橋へ。橋へのアプローチ坂もちょっと飽きてくる頃です。
大三島橋はこれまでと比べるとかなり小さめの橋。

木々の合間から見える橋の姿はまるで渓谷にかかる吊り橋のようです。
が、これもれっきとした海の上を渡る橋。サイクリストが行き交います。

見た目の通り、しまなみ海道の中では一番古い橋です。



こうして見るとなかなか立派なたたずまい。


さて、伯方島もしまなみのルート自体は短いのですが、ここではちょっと立ち寄る所があります。

は・か・た・の・しお!


そう、ここ「伯方S・Cパーク マリンオアシスはかた」には伯方の塩アイスがあるのです!
…うむ…これは…絶妙な塩味が甘みを引き立てる…。
絶品…!!!!



伊予柑ゼリーも売ってました。これもなかなか食べ応えがあって美味しい。


次の橋が見えてますが、ちょっと一休みです。

「また休むの~?」となにやら走り足りないfeijaoが不満そうな顔ですが…。この「しまなみ海道・基本コース」、このコース実は比較的「緩い」のです。
もっとも、コース全体の累計獲得標高は700m、坂の斜度はほぼ3%…要は、ちょうどヤビツ峠を切り売りしたのと同じ程度なので、全く自転車に乗らない人が観光気分で行くと大変な思いをします。が、ロードバイクにそこそこ乗っているなら、休み休みゆっくり走ることを心がけさえすれば、初心者でもちょっと頑張れば走破できるレベルです。
つまりこのコース、ただ走ってもつまらんのです。景色を楽しんだり、食べ物を満喫したり、そういう部分こそ重要なんだよ!(力説)


まあ、でもイージーモードだけではやっぱり歯ごたえがないですよね。
うん…ここでtakhinoがしっかり休むのにはもう一つ理由があるのですよ…。
次の島は「大島」。しまなみ海道最後の島…最後と言うからには…ラスボスがね…いた方が良いよね…。
レッツ、ハードモード!


「亀老山って言うんだけどさ~、ちょ~っと坂はきついらしいけど、頂上には展望台があって、しまなみ海道が一望できる絶景が見られるらしいよ~!」
うん、嘘は言ってない。うん、takhino、嘘は言ってない。


本来なら明日の朝登る予定だったけど、明日は雨の予報だし、これは今日行っておくべき。

伯方島→【伯方・大島大橋】→大島→【亀老山】


さっきのビーチから既に見えていた伯方・大島大橋を渡り、いよいよ最後の島、大島へ。
この大島、因島と同様に島の中央をルートが通っているので、海風は弱い分、そこそこのアップダウンがあります。島は基本的に、山が海に沈んだような地形なので、ひとたび海岸を外れるとすぐに山が待ち受けているという罠があります。しまなみ海道は基本ルートを走ってさえいればイージーモードなのですが、ルートを外れるとあっという間にハードモードに早変わりします。


そして我々がこれから向かうのは「亀老山」。まさにしまなみ海道の基本ルートから外れた場所。つまり、山。
takhino「あれかなあ~…う~ん、違うなあ…。」
feijao「え…なんか、周りに見えてるの、ガチ山なんですけど…。」
takhino「やだな~、亀老『山』って言ってるじゃん~。」
takhino、嘘は言ってない。今ちょっと自分でハードモード設定したの後悔してるけど、takhino、嘘は言ってない。


いよいよ見つかった「亀老山展望公園」の看板。なんか3.7kmって書いてあった気がしたけど気のせいだと思います。地図で見たら1kmぐらいだった気がしたし。
いざ登りはじめると、聞きしに勝る激坂…。さすがの平均斜度9%オーバー…。
いや、坂がきついのは言ってあったし。
takhino、嘘は言ってない。
「大丈夫、もう1/3ぐらいまで来たと思うよ!あと600mぐらいじゃないかな!」


と、励まし先に再スタート…。

▲「展望台頂上まであと2.0km!日本No.1の藻塩アイスが待ってるよ!」


は?



はああああああ??????


takhino、嘘言った。ごめん、takhino、めっちゃ嘘言った。
つづら折りのこと考えていませんでした。直線距離で1kmでも、道が曲がりくねっていれば道のり2~3倍は当然のこと。


心が折れた音が、聞こえました。自分の。

あっはっはっは…
なんかもう、ほんとすみませんでした…。

いや~…海が綺麗だな~…。
自分…何でこんな所登ってるんだろ…。


現実逃避してても始まらないので、藻塩アイスだけを心の支えに、残りを登ります…。

……
………



と、取ったどー!!!


もはや「藻塩アイスください…」を言う元気もなく「塩ください…」とだけ…。
バニラアイスに粗塩を振りかけただけという、何とも豪快なアイス。伯方の塩アイスの塩加減の絶妙さなど、どこ吹く風。
でも今は、ただただ塩が美味しいよ…。



300m登っただけに、景色は最高…。




この亀老山展望台は島の景観を損ねないように、地中に埋没する形で作られており、下界からは見えません。素敵な気配りですよね。


【亀老山】→来島海峡大橋→【今治】

ずっとこの景色を見ていたいのですが、そろそろ宿に向かわなくては…。
亀老山を下って最後の橋に向かいます。



夕日にそびえる巨大構造物。しまなみ海道最後の橋。



来島海峡大橋です。
ここはこれまでで最大の高さと長さを誇る巨大な三連橋。アプローチの長さも破格で、ループ橋になっています。



次々と渡ってゆく自転車。みんな今治へ向かう人達。
ここは海の潮流がものすごく速いらしく、眼下の瀬戸内海が大河のように渦巻き逆巻いていました。


3つの橋を渡ると、後は街までブルーラインをたどるのみ。

夕日が落ちる少し前に今治駅に到着しました。

後は宿で倒れるのみ…!
チェックインを済ませて、自転車もホテルの中へ。さすがはしまなみ海道のお膝元、今回も自転車をロビー内に停めさせてくれました。宿泊客の自転車が多すぎて、ホテルなのか自転車屋なのかという状況でしたが。


夜は近くの店で海鮮をしこたま堪能しました。

後編に続く!