ちょっとしまなみ海道行ってくる!(前編)
しまなみ海道へ!(1年ぶり2回目)
去年、尾道に行った時に一度チャレンジしたものの途中で完走を断念したしまなみ海道。
どうしようかな~…と思っていた所、feijaoに半ば炊き付けられ、リベンジに行くことになりました。
その前の週、箱根に行った時には平坦を走っただけで極端に疲労してしまっていたので、ちょっと不安でもあるのですが、再度ポジションを設定し直して臨むことに。
去年のしまなみ海道で膝を痛めて以来、ポジション沼にはまり込んでしまったので、ここで決着を付けたい…という所でもあります。
いざ、しまなみ海道の玄関、尾道まで…始発の新幹線で出発~!
…ただ、問題は…
この2人が揃うと、高確率で天候不順に泣かされるのです…。今回も天気予報では2日目の天候が怪しいのですが…。うむむ…。
そんなことを考えながら電車にゆられること約4時間…懐かしい風景が見えてきました。
ただいま尾道!!
しかし、東京から4時間で来られるんだから、近い物です。まだ10時ですよ。
1年で尾道も少し変わって、ジャイアントストアが出来たりしています。なかなかおしゃれなスポットです。
そして、そんな我々をさっそく襲う天変地異。…「環水平アーク」という水平の虹です。これはまた珍しい…。
しかし、ここで二人とも大変な事実に気がつきます。
「あれ…GARMINにコースデータが…入ってない…」
なんとコースデータファイルの名前の付け方が悪く、2日目(復路)のデータで1日目(往路)のデータが上書きされてしまっていたのです。
そんな…まさか、画面に表示される文字列が同じだと同じファイルとして扱われる仕様だったなんて…!!!!
これではナビ無しで走るしかない…!
初っ端から立ちこめる暗雲…。でも大丈夫、何とかなります。…なぜならここはしまなみ海道…今治まで、ブルーラインが引かれているのだ!ついでに残りの道のりまで表示されている至れり尽くせりっぷり!さすがは自転車の聖地です。
尾道→【駅前渡船】→向島→【因島大橋】→因島
さて、サクッと補給を済ませたら、さっそく渡し船で向島へ。今回は駅前の一番近い渡し船「駅前渡船」こと向島運航です。
向島は街中を走るので、あまりスピードは出せませんが、後半はさっそく海岸沿いを走るので気持ちよく走れます。
最初の橋、因島大橋。この橋は橋の内部を通るので、残念ながら見晴らしは今ひとつ…。
高さ自体は結構あるんですけどね。
因島→【生口橋】→生口島
因島は結構広いのですが、島の中央を走るので少しアップダウンがあります。家族連れやカップルが結構苦しそうに走ってます。
2番目の橋、生口橋!この橋、好きなんです。
イラストはこの構図がモデルです。
この構図!この構図が撮りたいがために、去年しまなみから帰ってきてすぐに超広角レンズを買ったのだよ!満足じゃ~!
生口島は去年はツツジが咲き乱れてとても綺麗だったのですが、今年は気温が高かったからかツツジの花は終わりかけで、ちょっと残念な感じでした。
生口島には島の中程に「ドルチェ」というジェラート屋さんがあります。去年に引き続き今年もここでアイスを食べました。
デコポンアイス、いただきます!!!…去年はここで同じ写真を撮った時、もう日が傾いていたのになあ…。今日はまだまだ余裕の午前中。
今回は調査が足りず、ここで伯方の塩アイスを食べそこねてしまったのが心残り。この先にも伯方の塩アイスがあるのですが、それとここは別のアイスだったのです…。両方食べたかった…!
生口島→【多々羅大橋】→大三島
しまなみ海道は橋の上り下りでそこそこのアップダウンがあるのですが、どちらかというとそれ以上に海風が大変だったりします。海岸を走るのはとても楽しいんですけど、風はちょっと閉口物。流石に少し体に疲れが出てきます。中間地点の多々羅大橋を登る前に体を休めていたところ…
「おばちゃんのおもてなしやよ~!」
なんと地元のおばちゃん達が振る舞ってくれたのは、レモン、はっさく、オレンジに金柑…!そう、実はここ生口島は柑橘類が特産品。どれもこれもすごく美味しいのです。
疲れた体に染み渡る~!しまなみ海道って、こんな感じで地元の人が凄くウェルカムな雰囲気なのと、食べ物が美味しいので好きです。また来よう、って気になるんですよね。
さあ、体も気分も回復した所で、ちょうど中間の多々羅大橋。ここから先は四国になります。
ツツジの花がようやく綺麗に残っているようになりました。
ついでに、ここで初めてニコ生自転車部のジャージを目撃。向こうは向こうで「ろんぐらいだぁす!ジャージだ…!」って言ってましたが。は、はてなハイクジャージもあるんだからね!