投げっぱなし日記

イラストとか、自転車とか、まったりゆるゆる。

自転車を買いました。

新しく自転車を買いました。初めてのロードバイクです。


これまでは、通勤路がとてもロードで走れるような道じゃなかったこともあり、ずっとクロスバイクだったのですが、今年からは職場が変わり、道の懸念がなくなったので吹っ切れました。
最初の1台は何が良いかな〜と友人feijaoに相談したところ、


feijao「偉い人は言いました。『一台目のロードは欲しい時に気に入ったモノがあればソレが正解の一台だ』と。」


OK、それならば…というわけで「コンポーネントは『105』以上」という呪文*1だけを念頭にフィーリングで選びました。

ビアンキの「IMPULSO」という車種です。白いのに乗りたかった!
緑色が初音ミクとか言われそうですが断じて違います。チェレステなんです。ミラノの空の色なんです。


ロードバイクは秋頃に新作発表、冬から春にかけて販売というサイクルらしく、この時期にはもう品切れ気味なのですが、Y'sロード新宿店でちょうど体の大きさに合うフレーム*2が残っていて、買うことができました。



さて7月15日、三連休の中日に納車ということで取りに行きました。受け取ったら自分で走って帰るつもりなのでヘルメットも持参。ただ、家までだと初めてで結構な距離を走ることになるのですが…。まあ何とかなるでしょう!
Y'sロード新宿店では購入者向け講習会があるというので、それにも出ます。5人ぐらいの合同講習会です。



店員「皆さんこれから家まで2〜3kmほど、今日買った自転車に乗って帰られる方が多いと思いますが、そういう時こそ危ないですから気をつけてくださいね〜!」
…すみません、いきなり家まで20〜30km走ります。


講習の内容は主に、簡単な日常のメンテナンス方法と、パンク修理の方法でした。
そういえば替えチューブは買ったけど、パンク修理用のタイヤレバーと携帯用ポンプを買い忘れてた。買っておこうかな。などと買い物をしたのち、車体受け取り。


店員「こちらが付属品になります。」(ドサッ)
takhino「…!?」


買い物と合わせて荷物が二袋になった…。こんなに大量にあるなら先に言って欲しかった。自転車に乗れるよう、泣く泣く店頭で小さなバッグに詰め替えます。いらない包装は全部引き取ってもらい、取り付けられるパーツは全部自転車に取り付け、なんとかボディバッグ一つに収めました。



ここでfeijaoと合流。家まで先導してくれるそうです。ありがたや〜!
走りながら車道の走り方やハンドサインをレクチャーしてもらいます。
乗り心地は…よく初めてロードバイクに乗ったときに言われる、小さな段差での「ガタン!」という感じは思っていたほどではなかったです。元々クロスバイクで時々かなり空気圧を上げて走っていたので慣れていたおかげかな。あるいはIMPULSOはアルミにしては衝撃を吸収してくれるフレームらしく、そのせいかもしれません。
その代わり、これまでよりクイックに曲がる。グリップがうまく握れない。下り坂でスピード出すのが怖い。そして、横風が怖い!この日は風が強めでしたが、これまでより車体が軽い分、吹き飛ばされそう!


所々で休憩しながら走ること10km。ロードのドロップハンドルにも慣れてきたなー、と思った矢先、タイヤが路側帯の穴*3に…!
いきなりパンクしました。近くの公園に担ぎ込んでチューブを交換します。買ってて良かったタイヤレバー!


feijao「いや〜、講習会が役に立ったね〜。」
takhino「まさかこんなに早く実践編をやることになるとは…。」


無事、修理完了かと思いきやナットを1つタイヤ内に取り残したことが発覚。再度やり直し。ああ日が傾いてゆく…。


結局3時間ほどかけて家まで到着!feijaoと焼き肉食べました。本当こんな遠くまでありがとうございます。
走ったあとはご飯が美味い!
これから、ちょこちょこ乗って行こうと思います。多分速く走るより長く走る方向かな。とりあえずスカイツリー、その次は鎌倉辺りまで行ってみたいなあ。鎌倉はいきなり行って帰っては大変そうなので向こうで一泊したりする感じで。

*1:変速機やブレーキ等、自転車の心臓部パーツのシリーズ名。「105」シリーズはレースでも使えるというグレード。安全面も含めてこれ以上のグレードの製品が望ましいと言われることが多い。

*2:ロードバイクなどのスポーツサイクルは、複数の車体サイズが用意されていて、体型に合った車体サイズを選びます。スキーやスノーボードの板を身長に合わせてサイズを選ぶのと同じ感じです。

*3:どうやら側溝の蓋を開けるための工事用の穴だったようです。次の日に通ったときには真新しいアスファルトで塞がれていました。運が悪かった…!