P.S.すりーさんが届きました。
待てども待てども発送メールが届かず、一時はすわkonozamaか、と思われたのですが何とか無事に到着しました。
- 作者: IKa
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2008/09/27
- メディア: コミック
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ゲームハードとゲーム業界をアイドルと芸能界に見立てた風刺劇。まさにゲーム好きの、ゲーム好きによる、ゲーム好きのための漫画です。
今はPS3をはじめSCE全体が苦戦していることもあり、シナリオ展開が何とも切ない。
ゲーム業界の時事ネタに沿って話が進んでいくので、今後このシナリオがどういう方向に転んでいくのかは、誰にも(恐らく作者自身にも)想像が付かないところですが、ファンとしては大団円が迎えられるといいなあ、と願って止みません。
ま、とりあえずSCEはPLAYSTATION 4をあきらめていない*1みたいだから、途中でドロップアウトというシナリオの可能性は激減しましたけどね!ひとまずは安心だ!
解像度感動、ほとんど、そのまんま。
物理的な面についてレビューを。
書き下ろしの部分と[Ni]の再掲部分については普通なのですが、ブログに掲載されている部分についてはおよそ72dpi。つまり、ほぼweb上の解像度のまんまです。他に選択肢の取りようがなかっただろうとはいえ紙媒体だとやはり少々見づらいかもしれません。もっともドットがそのまんま出ているのを見ると、いかにもWeb発のブログ本!という雰囲気ではあります。
1ページに4コマ1本の形式ですが、1本1本に細かな注釈が付いているので、改めて読み直してもおもしろいです。ブログでは気がつかなかった細かなネタまでフォローされています。
書き下ろしに関しては、カットも含めるとページ数にして全体の4〜5分の1に近いといったところでしょうか。かなりの分量があります。カラーページも大量で満足満足。しかし、まさかあんなアクロバティックな方法でカバー裏にあんな危険なネタを突っ込むとは思いもよらなかった。
すりーさんのファンなら、あるいは業界の噂が気になるコアなゲームファンなら、手にとって損はない一冊だと思います。
*2
連載開始からもうすぐ2年。ずっと追いかけてきたこともあり、書籍化は我が事のように本当に嬉しいです。あらためて、おめでとうございます。
ニコニコ動画ではこまるさんがウマウマ
あと、こんな動画発見しました。
こんな所に派生動画!今まで気がつかなかったとは…。不覚…!
ありがとうございます。バッチリかわいいはこまるさんのzipいただきましたノシ
*1:ソースは後藤弘茂のWeekly海外ニュース。だからってCellは鬼門だと思うんだがなあ。大幅に仕様を変えるならともかく今のままだと難しいんじゃ無かろうか…。
*2:すりーさんを描く時は、たいていがオリジナルの絵柄に近づけてるので、実は自分の絵柄で描いたことがほとんど無い。もっとも今の絵柄自体すりーさんの絵にかなり影響を受けているが。